〜実えんどう〜     


生産物の特徴
・中央アジアから地中海沿岸が原産地であり、日本へは江戸中期に渡来した。実えんどう(むき実用)としての栽培が普及したのは明治以降にヨーロッパから優良品種が導入されてからである。最近は、さや・実ともに食用となるスナップえんどうの栽培も徐々に増加している。

・鹿児島県では、気象や土壌条件を考慮して地域により作型が分化し、8月に種まきして年内に収穫する年内どりタイプ、10月に種まきしてビニールハウスの中で育てて1月から4月にかけて収穫するハウス春どりタイプ、年内に種まきして3月から5月をピークに出荷される春どり・晩春どりタイプを組合せて栽培されています。品種は、スーパーグリーン・ミナミグリーン・あくねグリーン・南海緑などの緑色が強く、軟らかくて甘味の強い品種を主体にしています。

おいしい作物の選び方
・全体にふっくらと膨らみ、中の実が十分に成長したもの
・さやの色がみずみずしい緑色のもの

作物の保存方法
ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存




                      
実えんどうのロールサンド            実えんどうたっぷり簡単ドリア



                      
実えんどうごはん                グリーンチャウダー


                      
実えんどうの甘煮                実えんどうと卵の炒め物