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2021年7月7日(水)放送分

【技術情報】7月の果樹園作業
≪ハウスみかん≫
・7月上旬ははどうしても果実の着色が遅れます。これは、ハウスみかんの着色が進む最適の温度の20?25度よりも気温が高過ぎることにより起こります。少しでも着色をすすめるために、ハウス内の温度や湿度を下げられるよう、遮光資材の活用や、循環扇による換気を行うほか、ヒートポンプの夜冷や除湿などの結露対策も行い着色をすすめましょう。
・収穫が終了した園地では、樹勢回復をはかるために即効性の肥料をまいて、たっぷり潅水し、夏剪定を行います。
夏剪定後に発生した新しい芽は、伸びを良くするために、窒素主体の葉面散布を最低5回は行ってください。夏剪定は極早生品種は7月下旬、早生品種は8月上旬までに済ませるようにしましょう。
≪マンゴー≫
・お中元ギフトの時期になり、JAいぶすき・種子屋久の出荷が本格化します。
・この時期はタンソ病や軸腐れの発生が心配されるため、園地巡回の回数を増やしたり、ハンダゴテ処理を早急に行うなどして、商品管理には十分気をつけてください。
・JAでは選果場での選果選別の徹底を引き続きお願いします。
≪露地温州みかん≫
・本年産の温州みかんの着果量は、極早生温州、早生温州は平年並?やや多い、普通温州では平年並?やや少ない傾向です。
・極早生は小玉を中心に摘果を頑張っていただき、9月のS玉・M玉作りを目指していただくとともに、マルチや潅水施設を整備して、高品質果実づくりに努めてください。
・梅雨明けの防除をしっかり行い、病害果発生の抑制に努めてください。