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2019年1月23日(水)放送分 |
【技術情報】白ねぎ栽培管理 |
[白ねぎの生産状況]
・鹿児島県下のJAでは、およそ85ヘクタールの面積で白ねぎが栽培されています。
・県内の主力産地は、鹿児島市の吉野地区や加世田・金峰などの南薩地区、大口・菱刈地区、栗野地区、鹿屋地区などがあげられます。
・栽培期間は、様々な作型がある中で、3月?5月に播種を行い、11月?3月にかけて収穫する「秋冬ネギ」が主流となっています。
・現在の各産地の出荷状況については、昨年の夏場の高温・干ばつによる生育遅れや9月末の台風による折れ・曲がり・倒伏などの被害もありましたが、その後の好天から生育も回復し、年明け以降も順調な出荷が続いています。
[これからの栽培管理]
・3月以降の抽苔防止のため、1?2月は窒素肥料を押さえた施肥を行って下さい。
・防除は、スリップスなどの害虫対策のほかに、べと病・疫病・さび病など病害の防止についても力を入れていただきたいと思います。
・降雪が予想される場合は、葉折れの防止対策も行って下さい。
・土寄せは、こまめに行っていただきたいと思いますが、分岐の部分が埋まると腐敗しやすい為、分岐部分のやや下までとしてください。また、圃場の草取りもこまめに行ってください。
・収穫時には、葉先の変色や腐敗などの品質低下を防ぐために、出荷直前に葉先を切りなおして箱詰めしていただきますようお願いします。
そのほか、それぞれの圃場によって生育状況や病気の発生など異なりますので、分からないことについては、お近くのJAの営農指導員にご相談ください。
ご自分の白ねぎに合った最善の管理で、反収および品質向上につとめていただきたいと思います。
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