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2017年6月7日(水)放送分 |
【技術情報】6月の果樹園作業 |
[ハウスみかん]
・今月極下旬からいよいよ出荷開始となります。
・鹿児島県の生産量は約130トンまで減少しましたが、夏に欠かせない地産地消商材ですので、最後の仕上げを頑張っていただきたいと思います。
・とにかく糖度を上げるために、梅雨の雨がハウス内に入り込まないよう、ハウス外側に排水溝を整備してください。
・サイドビニールは、サイド部分から雨が入り込むのを防ぐため、梅雨明けまで取り除かずにおきましょう。
・梅雨時期は空気中の湿度が高いためにハウス内の湿度も高くなり、浮皮をと着色不良を助長しますので、ヒートポンプで冷房や除湿をしたり、循環扇や換気扇を動かして風通しをよくしてください。
[露地みかん]
・今年は、出水・日置・南さつまなど園地によっては開花期間が不揃いで、着果量も多くはありません。特に南の産地ほど生育が遅れているようですので、これからの 管理が重要です。
・特に、粗摘果の時期ですので、2Sが多くならないように摘果の徹底をお願いします。
・極早生温州は、9月に糖度9度・1%以下のみかんを作ることがポイントとなります。今月はマルチ設置の時期となるため、土壌の深い地帯では今月の早い時期に、その他の地帯でも今月末までには終了するよう設置してください。
・マルチの効果を高めるため、天候を見ながら、なるべく土壌水分が少ない状態で設置するようにしてください。
[マンゴー]
・鹿児島県全体では、JAそお鹿児島の出荷ピークは過ぎましたが、今から本格的な出荷を迎える産地・JAもあります。
・6月はどうしてもタンソ病や軸腐れ等の腐敗の発生が多くなりますので、園地巡回・収穫回数を増やしたり、収穫後蒸れないようにするなどして、商品管理には十分注意してください。
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