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2021年6月9日(水)放送分 |
【技術情報】刈払機の安全使用 |
[刈払機使用前の注意点]
・刈刃の損傷・変形の有無を点検し、異常があれば新しい刃と交換してください。
・金具やボルト、ナット等の緩みと磨耗を必ず点検するようにしましょう。
・作業を始める際には、服装にも注意をしましょう。小枝や小石などが刈刃に接触すると、想定外のスピードで作業者の方向へ飛んでくる恐れがあります。保護メガネやスネあて、保護手袋、安全靴を必ず着用しましょう。
[作業時の注意点]
・作業場所は事前に、障害物など取除いてから作業を始めてください。
・刈刃は、左回転しているため、刈刃の右側が障害物などに接触すると、刈払機が跳ね返り(キックバック)、体に接触する恐れがあるので、膝より低い位置で右から左へ振りながら刈りましょう。
・作業途中に、刈刃に草が巻きついた場合には、必ずエンジンを停止してから草をとるようにしてください。エンジンがかかったままで巻きついた草が取れると、刈刃が突然回り始める恐れがあり、大変危険です。
・複数のメンバーで作業する際には、作業中は、作業者から5メートル以内を危険区域とし、絶対に近づかないようにしましょう。
・飛散物による怪我を防ぐために、15メートル以内に立ち入らないようにするとより安全です。
[その他注意事項等]
・刈払機には、刈刃ガード、緊急離脱装置、飛散防護カバーなどの安全装置がついていますが、作業の邪魔になるからという理由で、防護カバーを取り外すなど、間違った取扱はしないようにしましょう。
・作業後には、次回使用まで10日間以上ある場合には、タンク・キャブレタ内の燃料を拭き取りましょう。また、マフラー部分にゴミが詰まっていると、エンジン不調の原因になるので、必要に応じて清掃をしてください。この他にも、点火プラグやギヤケース、刃受金具なども点検・清掃を行いましょう。
・新型コロナウイルスの感染予防で、夏場もマスクを着用しての農作業が増えると思います。気象庁によると、今年の夏は気温が平年並みか高い見込みとされており、農作業中の熱中症対策が重要となります。こまめに水分と塩分の補給や、作業間の休憩はもちろんのこと、周囲の方が協力して声掛けを行うよう心がけましょう。
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